内容説明
人類の足跡が今ここに!ロマンを世界に求める気鋭の研究者たちが、その成果をさまざまに開示する。平易な語り口と豊富な写真・図版によって浮き彫りにされる東アジア世界の銭貨流通と日中交流。
目次
第1章 方孔円銭の始まりと開元通宝の登場
第2章 宋から明の窖蔵銭
第3章 性格のわかる窖蔵銭の事例
第4章 埋められた年代を探る
第5章 戦乱によって埋められる銭貨
第6章 銭貨の種類を調べる
第7章 銭貨流通の復元
第8章 モンゴルの出土銭を探る
第9章 日本から出土する渡来銭
第10章 初期の渡来銭
第11章 中国から見た日本への銭貨流入の背景
第12章 その後の窖蔵銭
著者等紹介
三宅俊彦[ミヤケトシヒコ]
1967年千葉県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。日本学術振興会海外特別研究員(平成13年度)を経て、(財)東洋文庫臨時職員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。