内容説明
英語文献学の世界的権威による英語学研究史の画期的基本文献。アングロサクソン時代から19世紀末に至る英語の学問的研究の歴史を概観し、19・20世紀における言語学の新分野の鳥瞰と展望をも試みる。本書の“生命”ともいえる第2部「文献書誌」は、訳者の徹底した点検と大幅な増補により、本書にドイツ語版・英語版を凌ぐ存在価値を与えている。
目次
第1部 英語の研究(アングロサクソン時代;中期英語時代;ルネサンスから18世紀末葉まで;19世紀;言語研究の新しい学問分野;20世紀―展望)
第2部 文献書誌
著者等紹介
大泉昭夫[オオイズミアキオ]
1935年仙台市に生まれる。1958年東北学院大学文経学部卒業。1961年東北大学大学院文学研究科博士課程中退。専攻は英語史・歴史英語学および中世紀英語文献学。現在、同志社大学名誉教授
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