内容説明
28歳で非業の死を遂げた源実朝は鎌倉幕府第三代将軍で歌人。北条氏の策謀と圧力の渦中で、傀儡将軍として不遇の日々を過ごすが、鎌倉歌壇では絶対者として君臨し、その家集『金槐和歌集』などに独自な秀歌を遺した。本書は、中世東国文学圏の解明に生涯をかける著者が、実朝の素顔に迫る快心の書。
目次
1 家系と生い立ち
2 顕著な足跡―生涯の2つの期間
3 武将としての面影
4 肌で触れた側近者たち
5 識見の高い指導者
6 歌人・研究者としての業績
7 作品のなかのオリジナリティー
28歳で非業の死を遂げた源実朝は鎌倉幕府第三代将軍で歌人。北条氏の策謀と圧力の渦中で、傀儡将軍として不遇の日々を過ごすが、鎌倉歌壇では絶対者として君臨し、その家集『金槐和歌集』などに独自な秀歌を遺した。本書は、中世東国文学圏の解明に生涯をかける著者が、実朝の素顔に迫る快心の書。
1 家系と生い立ち
2 顕著な足跡―生涯の2つの期間
3 武将としての面影
4 肌で触れた側近者たち
5 識見の高い指導者
6 歌人・研究者としての業績
7 作品のなかのオリジナリティー