内容説明
IT化が進展するなかで、顧客関係構築の戦略を理論的・実証的にとらえ、いかにマーケティング戦略に取り入れるかについて追究する。CRM戦略を初めて理論的にまとめあげた待望作。
目次
序章 成熟市場における顧客関係戦略―問題の所在と本書の構成
第1章 戦略的顧客志向マーケティング
第2章 情報技術の発展とマーケティング
第3章 CRM概念とテクノロジー
第4章 CRMの成果
第5章 ロイヤルティ・マーケティング
第6章 顧客関係管理システムの導入状況
第7章 業界による顧客リレーションシップ戦略の相違
第8章 顧客リレーションシップ戦略の実証分析
第9章 小売業におけるCRM戦略―英国食品小売業テスコのケース
終章 顧客リレーションシップ戦略に向けて
著者等紹介
南知惠子[ミナミチエコ]
1984年神戸大学文学部卒業。1988年米国ミシガン州立大学大学院コミュニケーション研究科修士課程修了。1992年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了。1993年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程退学。横浜市立大学大学院経営学研究科助教授等を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授、博士(商学・神戸大学)。専攻はマーケティング論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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