目次
「南北問題」とは
1 「南北問題」の登場
2 「南北問題」の展開
3 「南北問題」の変容
4 「南北問題」の現段階
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
4
「ナイジェリアが植民地時代から引き継いだものは南部の熱帯多雨林から北部のサヘル・サバンナにいたる広大な国土と、そのなかに374もの部族をかかえる典型的なモザイク国家であった」北部ハウサ人(イスラム教)、西部ヨルバ人と東部イボ人(キリスト教)が人口の65%。「独立後の36年間のうち、じつに28年間は主として北部ハウサ人によって主導された軍部(とりわけ陸軍)が政権を掌握してきた…オゴニ人など多くの少数部族が政治的・経済的に疎外」されてきた。「オゴニ人の識字率はわずか20%、平均寿命も51歳にとどまっている」2015/04/17
こずえ
0
南北、南南問題の入門書として最適