西王母と七夕伝承

西王母と七夕伝承

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784582441123
  • NDC分類 164.22
  • Cコード C0039

内容説明

伝承と人間社会とが切り結ぶ神話的な“場”。儀礼・伝承・文物資料などさまざまな断片からその実態と機能を把握し神話の核心に迫る。

目次

第1章 牽牛織女の物語り
第2章 乞巧奠
第3章 七夕と西王母
第4章 人日と玉勝
第5章 崑崙山―中心のシンボリズム
第6章 陰陽の交会―牛と農耕儀礼
第7章 両性具有―絶対者としての西王母
第8章 神話的原理とその人間化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OKKO (o▽n)v  終活中

4
図書館 ◆実はレポート提出まで時間がないので、著者が74年に著わした同タイトルの論文、つまり本書の元となった論文を読むことで代えてしまったわけ。とはいえその論文でさえがっつり50ページもあったんですけどね。決戦は終了したが、そんな経緯で予備知識も入ったことだし、返却期日までにきちんと読みますぞ、という、読後感想文ならぬ読前宣言文ということで ◆単に「西王母は織姫なのだ」みたいな内容ではなく、長い時代の中で西王母の捉えられ方と表象がどのように変化し、結果どうなったかということが理論的に説かれていて面白い!2015/11/09

もち

2
少し古いが、中国の七夕という文化を知るにはまずこの一冊だろう。2019/08/22

霹靂火 雷公

1
機織りを象徴する鳥「戴勝(たいしょう:ヤツガシラ)」の名の由来となった「玉勝(たて糸の軸を制御する二枚歯の歯車)を戴く」西王母を調べるため眺めた。車輪に準えられた東洋の宇宙観にも通ずる宇宙神であり、人日(正月七日)と七夕(七月七日)を一対の行事として繋ぐ鍵だということに驚いた。2017/12/13

星河堂

0
西王母と東王公、西王母に仕える者たち 2020/10/03

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