NHKブックス<br> ケンペルのみた日本

NHKブックス
ケンペルのみた日本

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140017623
  • NDC分類 210.52
  • Cコード C1321

内容説明

エンゲルベルト・ケンペルは、1690(元禄3)年、長崎オランダ商館付の外科医として、日本を訪れた。戦乱に倦み疲れた西欧を離れ、五代将軍・綱吉の治世のもと、徳川政権が最も栄え、泰平の世を謳歌した元禄の社会と文化を、ケンペルはどのように観察し、そして記録に残したのか。日・独・英の研究者により、克明な見聞記『日本誌』を読み解き、“とざされた国”の状況を検証する。

目次

第1部 ケンペルと日本(エンゲルベルト・ケンペル;ケンペルとヨーロッパの日本観)
第2部 ケンペルとその時代(元禄時代の経済と社会;ケンペルのみた元禄の社会と文化 ほか)
第3部 ケンペルの眼から(ケンペルと比較文化の眼;急浮上した世界のケンペル研究(座談))
第4部 ケンペルの日本資料をめぐって(『日本誌』と英国に伝わるケンペル遺産;ケンペルと今村源右衛門英生)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

depo

4
図書館リサイクル本。江戸元禄時代、長崎出島のオランダ商館の医師として来日したドイツ人ケンペルは、当時の日本をどのようにとらえたのか。 2021/02/07

150betty

0
(☆3)テレビが絡んでるからかも知れんが、あんま手放しで日本が誉められまくりの歴史に関する本は一歩引いて読みたくなるなぁ。何か中身が雑な場合が多いんだよねぇ。以前読んだ長崎街道に関する本でも、講演会の書き起こしで海外の教授に「日本が一番いい国と思いませんか?」みたいな質問をしてて読みながら「僕は長崎の事が知りたいのに何でこんな自己満足みたいな話しを読まされてるんだ?」と自問自答する羽目になったことはある。そういう部分を除けば面白い本です。2014/12/12

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