中公新書<br> 日本の都市は海からつくられた―海辺聖標の考察

中公新書
日本の都市は海からつくられた―海辺聖標の考察

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121013194
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1222

内容説明

海上から陸地を注視する漁民の「命綱」であるヤマから、海辺聖標の発生を説き、その日本の聖空間のネットワークを通じて、国土における都市の生成と展開を読む。さらにそのネットワークと、花綵列島の生態構造がもたらす海幸・山幸の生業から、日本人を農民でも漁民でもない「旬民」と位置づけ、常若、旬獲、生食、木の建築、元気な都市など独自の文化論を展開、平成不況などにより閉塞状況にある現代人に自信をよみがえらせる。

目次

1 海辺聖標
2 斜面貝塚
3 海岸古墳
4 お通し御岳
5 ヤマの社
6 木の寺
7 元気な都市

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junko Yamamoto

1
建築家の随筆のような内容であるが、日本文化の本質をついていた。海からの視点が大きなヒントになる!2019/09/16

takao

0
海から山を見る アスパムは鳥居か?2016/07/31

Takashi Aoki

0
日本の都市を日本人や日本人の文化から捉えた本。西欧的な考えとは違う、日本独自の尺度があるのではないだろうか…また、その変化の中にも不変的なものがあるのだろうか…ランドマークとしての鎮守の森の捉え方、活かし方が大切なんだろうな2012/06/21

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