内容説明
アジアより欧米が好きだった著者が、ふとしたきっかけで訪れたアジアの街。香港ではブランド物を買い漁り、マカオではギャンブルに夢中に。ソウルでは同行者の失敗を笑い、激辛料理に舌鼓を打ち、韓国刺繍の美しさに驚嘆する。そして大阪ではラブあり、サスペンスあり、バイオレンスありの旅に人生を深く考えさせられた。ご近所感覚で歩いたアジアを綴ったお気楽旅行記。
目次
1 香港・マカオ篇
2 ソウル篇
3 大阪篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
99
⭐️⭐️⭐️既読だと思っていましたが、未読でした。好きな旅物でターゲットがアジアなので手に取りました。21年前の作品なので行動パターンにまだバブルの濃厚な影が其処彼処に感じられます。今年はお隣の国の方が爆買いをしてくださりニュースになっていますが、いつか来た道なのがこういう過去ものを読むと鮮明に思い出されます。景気がいつまでも良くないので来日して観光で発財(散財)してくれるのは有難い限りです。香港マカオ編のみ経験上懐かしく感じられました。2015/11/07
rakim
17
ちょこっとしたアジア豆知識もありながら、笑いながら読める旅行記。お仲間のキャラクターも(拝見したことはないけれど)一人一人の雰囲気が浮かびます。・・・・ただ御一人、鷺沢萌さんの記述には少々複雑な気持ちになりました。2013/05/27
RYOyan
12
そうそうたる作家メンバーで、わいわいがやがやグループ旅。自由なひとり旅が好きだけど、気のおけない仲間で旅するのも面白いよなぁーってことを気付かせてくれた。はちゃめちゃなことをやらかすメンバーを、冷めた目線で眺める群さんの距離感がまたクスッと笑える。2019/11/16
山猫
11
池内紀センセの「どんぐりのアップリケ」について「趣味人の履くものはわからん」って(笑)これが一番印象的だった。
ソラ
11
内容(「BOOK」データベースより) アジアより欧米が好きだった著者が、ふとしたきっかけで訪れたアジアの街。香港ではブランド物を買い漁り、マカオではギャンブルに夢中に。ソウルでは同行者の失敗を笑い、激辛料理に舌鼓を打ち、韓国刺繍の美しさに驚嘆する。そして大阪ではラブあり、サスペンスあり、バイオレンスありの旅に人生を深く考えさせられた。ご近所感覚で歩いたアジアを綴ったお気楽旅行記。 2008/11/25