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内容説明
ホルモンは、動物が環境に適応して生きてゆき、次世代をつくっていくのになくてはならない。多種多様だが、いずれもごく微量で驚くべきはたらきをする。その正体と作用のメカニズムを、幅広い生命活動をとおして見る。
目次
第1章 ホルモンとは何か
第2章 発達と成長をあやつるホルモン(変態とホルモン;昆虫の発育のホルモン調節 ほか)
第3章 生殖をあやつるホルモン(卵の成熟とホルモン;いつ卵を産むか ほか)
第4章 環境適応にかかわるホルモン(環境の変化にあわせて生きる;環境にあわせて色を変える ほか)
第5章 ホルモンと受容体(ステロイドホルモンとペプチドホルモン;ホルモンと受容体の異常 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
phmchb
1
これを読んでいたときに、同級生から「そんなに生命を操りたいのか?」と聞かれたwwその気は全くないので御安心を2010/01/03
紳士的ロリコン
1
人間の排出した環境ホルモンのせいで性成熟が上手くいかず、男の娘状態の生物達に同情する。と同時に、女装コスプレの完成度を上げるべく、環境ホルモン吸引で中性化を試みる気合入ったオタクが出現するのではと幻視してしまった。2011/08/28
tarumi
0
ちょっと古い本だけど、面白いエピソードがたくんさん! オタマジャクシの尾は食糧庫。 ヒラメやカレイは生まれてからだんだん目が移動し体形が非対称になる。 ハタラキバチは、7~14日で内勤から外勤にかわる。 こんな劇的な効果があるのに、プール1杯の水に、塩数粒を溶かしたような濃度で働くというのもすごい。 メラトニンは4年をかけて、25万頭の牛の松果体から0.0001グラムにも満たない精製物を抽出。途方もないな~~ そういえば環境ホルモンて最近聞かないけど、結局どうなったの~~!?そういう意味でも最新版を希望!2023/10/02