ブルーバックス<br> 自己組織化とは何か―生物の形やリズムが生まれる原理を探る

ブルーバックス
自己組織化とは何か―生物の形やリズムが生まれる原理を探る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 246,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062572774
  • NDC分類 461
  • Cコード C0240

内容説明

なぜ、自分で組み上がってしまうのか?壊れたオモチャが勝手に元通りになることはない。だが、この世界には、生物に見られるように、自分で自分を作り上げるという現象が存在する。「自己組織化」といわれるこの現象は、なぜ起こるのか?どう起こるのか?カオス理論とともに、「複雑系の科学」を支える自己組織化という考え方は、何を生み出すか?自分で自分を作り上げるマイクロマシンの可能性など、エキサイティングに展開する現代科学の新潮流を展望する。

目次

第1章 自己組織化とはなんだろうか
第2章 自己組織化現象のしくみ
第3章 細胞が示すインテリジェンス
第4章 脳が作るリズムとパターン
第5章 高等植物が作り出すリズムとパターン
第6章 人工脂質膜の示すリズム
第7章 自己組織化からカオス、そして複雑系へ
第8章 人工生命がもたらすもの
第9章 マイクロマシン―自己組織化が生み出すミクロの世界
第10章 分子素子への挑戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いすいむ

0
6/10時間かかった。 深読みしたい部分、そこまで細かく書かなくてもいいのではという部分、あっさりしていて読みごたえがない部分がいろいろ散らばっている。自己組織化が関与する現象の紹介と最後には複雑系やマイクロマシンの展望の流れ。2015/05/21

yori

0
★★★★☆ 「生体パーツを取り込むデバイス技術」など本当にウゲゲ、、という感じ。アイデアも凄いし、技術も凄いなぁと。まぁ言ってしまえば、生物が行っている事はずーっと以前からもの凄いのですね。デバイスとしての機能として。2011/01/31

いちはじめ

0
複雑系の科学に興味があって読む。変な感想だが、以前、寺田寅彦のエッセイで読んだような話だなぁ……もちろん寺田はなぜそういう現象が起こるのかは判らず、この方面の研究も大事なのではないかと漏らしているだけなのだが……。1999/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/62756
  • ご注意事項

最近チェックした商品