出版社内容情報
吉田知子(無名長夜;お供え) ・ 森万紀子(単独者;密約) ・ 吉行理恵(記憶のなかに;小さな貴婦人;迷路の双子) ・ 加藤幸子(夢の壁;翡翠色のメッセージ;海辺暮し)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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なかしまあさみさんのTwitterで森万紀子の名前を知り森の作品目当てで手に取って他の作家のも含めて全て読んだ。小説の分厚い本を読めてよかったと思う。載っているのは短編だが、他に読んでいる人もあまりいないようだし。。森万紀子「単独者」(1965)、吉行理恵「迷路の双子」(1985)の2作品で女の主人公で、やや気持ち悪い男が接近してきて誘われ、まあこいつでええかという感じで受け入れ、特にそれで救われることもない。という一連の流れが書いてあってよかった。あと以前読んだ林芙美子「骨」(1949)も近い感じがした2022/10/16
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