内容説明
人気作家新井素子のファーストエッセイ集、吾妻ひでおのとび出す絵本。現代の私小説としても楽しめる、3倍楽しい本。新井素子19歳から22歳までの大学生活中に書いた、こんなにも明るく正しい東京(練馬)の牧歌的生活。吾妻ひでおの描く新井素子のイラストを本人だと思っていた読者もいたとか。とりあえずカワイイ本です。
目次
吾妻ひでおさんについて
美少女、うっかあい
あたし、旅に出ました
キャンパス情報
現代TV論考
いなばのナメクジさん
スーパーもとこ
こんどはエッセイ
SF大会の1日
時計の恐怖
道がアスファルトを着ているわけ
まんが修行
お正月には、着物
恐怖の研究〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
74
吾妻ひでおさんを偲びつつ。新井素子さんのエッセイに吾妻ひでおさんの漫画が答える。とてもシュールな展開。吾妻ひでおさんが描く新井素子さんは、とても可愛らしい。2019/11/04
はるかかなた
1
登録の為に再読。姫若いな〜。文中にいろんな作家さんや漫画家さんがでてくるので、今更ながら『おおっ!』ってなりました。結局ふたりのかつみはどうなったのだろう?はて?2015/05/11
shinsei1229
0
80年代の匂いがする、初々しく「かあい」エッセイでした。2010/01/03