岩波新書<br> 熊野古道

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岩波新書
熊野古道

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306658
  • NDC分類 172
  • Cコード C0221

出版社内容情報

ゆたかな自然に懐深く抱かれた聖地,熊野.人々は何に引きつけられ,苦しい巡礼の旅を続けたのか.中世の記録から,往時の参詣のようすと信仰の本質にせまり,長年の踏査経験をもとに,日本随一の古道の魅力を語る.

内容説明

ゆたかな自然に懐深く抱かれた聖地、熊野。「蟻の熊野詣」という言葉に象徴されるとおり、人々は何かに引きつけられるように苦しい巡礼の旅を続けた。中世の記録を読みながら、上皇の御幸や一般庶民の参詣のようす、さらに熊野信仰の本質と王子社成立の謎などにせまり、長年の踏査経験をもとに、日本随一の古道の魅力を語り尽くす。

目次

序 熊野とはどういうところか
1 熊野詣の中世史(山林修行の地として―永興禅師そして宇多・花山法皇;院政期の大流行―上皇・女院そして貴族たち ほか)
2 参詣の作法と組織(熊野信仰とは何か―参詣の目的;道中の案内と宿泊―先達と御師 ほか)
3 熊野古道を歩く(参詣道の現況と歩き方;紀伊路―中世の公式ルート(1) ほか)

著者等紹介

小山靖憲[コヤマヤスノリ]
1941年兵庫県に生まれる。1964年東京教育大学文学部卒業。専攻は日本中世史。現在、帝塚山大学教授・和歌山大学名誉教授
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