出版社内容情報
薬物と人間のかかわりは深く,今や生活から切り離せない.さまざまな薬が心臓病やガンとの闘いに用いられて人々を救う一方で,タバコのニコチンや麻薬といった,快楽を与えて依存症をおこす薬物が問題ともなっている.薬はどうやってはたらくのか? 薬の歴史から説き起こし,作用のメカニズムから新薬の開発方法まで,幅広く解説する.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
africo
1
何年も寝かせた挙句に何かのタイミングで読む本、というものがある。そんな本は願わくば特別な一冊になって欲しいものだが、そうでない場合も多い。この本は10年以上前に友人から紹介された、薬に関する一般概説書。娘が熱で抗生物質が処方されたため、ふと本棚から手に取った本である。薬の歴史から、どうやって効くのか、新薬開発など。医療用の薬のみでなく所謂ドラッグなども扱っており幅広い。なぜ薬が効くのかを知りたくて読んだのだが、内容を幅広く扱っているだけに、その箇所はあれあれあれと進んでいってしまい物足りなかった。2021/06/04
陽香
0
200307042016/02/10
みわこ
0
32013/01/28