出版社内容情報
急激な熱帯林の破壊がいま地球上の全生命を脅かしている.その構図の中から,「先進国」の人間の責任が浮かびあがる.私たちがすべきこと・してはならないことは何か,地球環境とのかかわりで考える.
内容説明
急激な熱帯林の破壊がいま地球上の全生命を脅かしている。その構図の中から、「先進国」の人間の責任が浮かびあがる。私たちがすべきこと・してはならないことは何か。
目次
序章 3つの光景
第1章 熱帯林とその価値
第2章 破壊の原因と影響
第3章 保全の現状
第4章 市民レベルでできること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
77
2016年798冊め。読書好きとしては日頃から紙を大量消費している自覚があるので耳が痛い。国連で「開発」が人権の一部として認められているとは初耳だ(開発の権利に関する宣言:1986年12月4日、国連総会で採択)。植林はだれのために、何のために行うのかを見極めないと貧困の解消や環境保全に役立つどころか逆効果。(続)2016/10/06
Takao
0
1988年5月20日発行(1991年6月5日、第6刷)。発行から30年。地球環境問題が注目されるようになった1980年代後半、色々と買い求めた中の一冊だが、積ん読になっていたものだ。現在では、ほとんど報道されることはない熱帯林の破壊。本書発行から30年を経た今、熱帯林はどうなっているのだろうか。2018/12/20