日本の禍機(講談社学術文庫)
朝河 貫一
著
発行年月 |
1987年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
254p |
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大きさ |
15 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784061587847 |
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商品コード |
0187001005 |
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NDC分類 |
302.1 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2014/04/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0187001005 |
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著者紹介
朝河 貫一(著者):1873年、福島県生まれ。安積中学校、東京専門学校(のちの早稲田大学)を、いずれも主席で卒業。23歳で渡米してエール大学などで学ぶ。比較法制史専攻。エール大学教授。主に米国で活躍したが、日露戦争から第二次世界大戦に至る時代に、日本外交への痛烈な批判と忠告を行った。1948年、米国バーモント州にて死去。著書に『入来文書』、『日露衝突』などがある。
内容
世界に孤立して国運を誤るなかれ──日露戦争後の祖国日本の動きを憂え、遠くアメリカからエール大学教授・朝河貫一が訴えかける。歴史学者としての明解な分析に立って、祖国への熱い思いが格調高く述べられ、読む者の心に迫る。彼の忠告も空しく、軍国主義への道をつき進んだ日本は、戦争、敗戦へと不幸な歴史を辿った。日米の迫間(はざま)で、日本への批判と進言を続けた朝河。彼の予見の確かさと祖国愛には、今もなお学ぶべきものが多い。