静山社文庫
談志の落語〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863890060
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

出版社内容情報

立川流家元が全編書いた落語集。「ガマの油」「やかん」他12席を収録。全作品に家元の落語家論付き!

内容説明

新しいものを創っては壊し、そしてまた新しいものを創る。それが落語、談志落語人生なのだ。人間の業を語る名人が自ら筆を執って「書いた落語」。古典落語に「天才・立川談志」を重ね合わせた内容と落げは独創的。

著者等紹介

立川談志[タテカワダンシ]
1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。十六歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。十八歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。二十七歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おさむ

28
談志2冊目。古典落語の博学ぶりに圧倒されます。古典に現代風のギャグの味付けをタップリいれる立川流はやはり独創的。ここが、談志の好き嫌いが分かれるところなんでしょうね。名作「明烏」とかは志ん朝のようにオーソドックスな方が良いかな。2015/11/27

緋莢

16
紺屋に勤める染物職人・久蔵。真面目に働く彼が恋をした。しかも相手は吉原の花魁・高尾。座敷に呼ぶのに給金三年分かかると知るも、久蔵は張り切って働き、吉原へと行くが・・・(「紺屋高尾」)「ガマの油」、「狸賽」、「夢金」等、12本の落語と、それぞれの解説を収録。2017/12/05

MURAMASA

14
幼い頃から、落語は好きです。好きなんですが、観る機会がない。機会はないけど好きなんで、家にあった「古典落語集」なんて文庫本を読んで、噺の中身くらいはどんなモノかは知ってます。最近になって、先輩からCDを借りて聞くことがありますが、談志はいいですね、勢いがある。なんて偉そうなこと言ってますが。本作品集はその談志が自作を文字に起こして、解説もつけたもの。中でもイイのが紺屋高尾。花魁と久蔵の遣り取りが生き生きしてて、中身もちょっといい恋のお話。でも、やっぱり家元の高座で観たいなぁ、なんて思っちゃいますが。2009/10/13

yutaro sata

10
台本と解説と。『ガマの油』は憶えたなあ。2022/05/15

gtn

8
「風呂敷」はイリュージョン盛りだくさんで、談志がノッテいるのが分かる。「北朝鮮なんぞ攻めてきたって、大丈夫よ。ウチは町内会がしっかりしてるから」というのが秀逸。2018/10/20

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