出版社内容情報
火星に着陸して活躍し続ける探査機キュリオシティ。それから送られる画像は地球の砂漠のようだ。どんどん進む調査につれ、火星に生命の痕跡があったとしても、もはや不思議ではない。本書は、キュリオシティから送られる写真やデータを紹介し、分かってきた火星の様子や基本情報をビュアルで解説する。また今後検討が本格化する、火星の有効利用について、深く掘り下げる。火星改造やテラフォーミングはもはやSFではない。そんな火星への科学の挑戦やロマンを浮き彫りにする。
内容説明
人間は火星を“第2の地球”に変えられるか?
目次
第1部 火星有人飛行の計画と課題(火星はどんな惑星か最新情報;宇宙輸送システム;人間は火星環境にどこまで適応できるか)
第2部 火星テラフォーミングと“第2の地球”(火星テラフォーミングへのプロローグ;火星の“修復”計画;惑星工学で実現する急速テラフォーミング;人類の火星改造の能力;パラテラフォーミングと「ワールドハウス」)
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。サイエンス作家。東京大学教養学部教養学科(科学史科学哲学)、理学部物理学科卒。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻)。科学書の執筆のほか、日本で唯一の本格科学番組「サイエンスZERO」(NHK Eテレ)の司会、「ひるおび!」(TBS系)のコメンテーターなど、お茶の間にも科学の楽しさを発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベル
toshi
Humbaba
洋書好きな読書モンガー
ゆりいか