出版社内容情報
【社会科学/経済財政統計】日本経済で、最低限知っておきたい基本を平易に解説した入門書。大学生、新社会人や資産運用を始めた人など、経済ニュースを読む必要に迫られた人たちを念頭に、ニュースを読み解くための基礎知識を網羅する。好評既刊の改訂版。
内容説明
「常識」として知っておきたい経済知識、日本経済の生の姿がこの1冊でわかる!日々の経済ニュースを本当に理解するためには、その背景や関連事項を知っておく必要がある。戦後、日本経済がたどった道とは?日本経済の未来は?私たちの暮らしはどう変わるのか―?わかりやすく、コンパクトにまとめた29項目。
目次
第1章 戦後日本経済史(戦後日本経済の概略;戦後の金利、為替、株価 ほか)
第2章 暮らしの中の経済(日本の人口構造;家計消費と貯蓄 ほか)
第3章 企業・産業・金融の動き(企業の姿;日本的経営 ほか)
第4章 財政と景気(日本の財政;財政赤字 ほか)
著者等紹介
塚崎公義[ツカサキキミヨシ]
東京都出身。1981年東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済分析、経済予測などに従事した後、2005年同行を退職。現在、久留米大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sabosashi
13
刷り込みとは怖ろしいもの。わたしの場合は高度成長期が身にしみるような少年期を過ごし、すべてが右肩上がりのようなイメージを抱いて生きた。 まだ節約とはいいことだ、とは思い込まされていたものの。 とはいっても、第三次世界大戦とか核戦争にも怯えなくてはならなかった。 話はつぎつぎに大風呂敷へと発展していきそう。 とにかく、バブルの時代、およびその崩壊というのは、頭でしか知らない。 それでどこまでニホン経済を理解していけるものなのか。 そしていまでは、怖ろしい淵に立たされているニホン。 2019/11/06
よう
9
読了。戦後の(2011年ごろまでの)日本経済の歴史がよかった。簡潔にまとめられており流れを掴みやすかった。2023/02/11
ぐっち
9
日本経済について広く浅く説明されている。景気が良くなるか悪くなるか予測するのは難しいが、国民が日本に明るい希望を持てるかどうかがカギになることがわかった。2015/05/09
963papa
6
分かりやすい言葉で書いてくれているが、それでも難しい…一番分かりやすかったのは、「景気は気から」2023/07/27
よしよし
5
◆日本経済を理解する上で基本となる論点(戦後日本経済史、暮らしの中の経済、企業・産業・金融の動き、財政と景気)を易しく解説した一冊。◆もう一度基本に立ち返るために読みました。2020/09/27