岩波新書<br> ボブ・ディラン―ロックの精霊

個数:
電子版価格
¥836
  • 電書あり

岩波新書
ボブ・ディラン―ロックの精霊

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ 新書判/ページ数 262,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004314530
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

内容説明

ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問うほど意味が逃げていく。謎多き現代の吟遊詩人。「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」など、数々の名曲で人びとを魅了しながらも、つねに人びとの理解を超えていく。その人生の足跡と作品の軌跡をたどり、幻惑するトリックスターの核心に迫る。

目次

第1章 ソング・トゥ・ウディ(ロバート・アレン・ジママン;ボブ・ディランになる;グリニッジ・ヴィレッジ;ウディに捧げる歌)
第2章 ライク・ア・ローリング・ストーン(自分で歌をつくる;ハモンドとグロスマン;時代は変る;変化の胎動;すべてを故郷へ)
第3章 タングルド・アップ・イン・ブルー(くそでかい音でやろう;イメージ解体;決壊前夜;魂の彷徨)
第4章 ライフ・イズ・ハード(終わりのない旅;新たなステージへ;忘れ去られし時)
終章 トゥゲザー・スルー・ライフ(いつまでも同じだと思うなよ;果てしなきディラン道)

著者等紹介

湯浅学[ユアサマナブ]
1957年神奈川県横浜生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

47
フォークロックの先駆者、ロック界の吟遊詩人、異端児。ノーベル文学賞受賞のニュースに驚かされたボブ・ディランの伝記とその音楽の変遷。これを読むと、フォークギターをエレキに持ち替え、プロテストソングを捨てて、ブーイングの嵐を受けたのも、ディランの中では自然の流れであったと分かる。彼にとって、フォーク、ロック、カントリー、ゴスペルの違いなど大した問題ではなく、大事なのは、その時々で自らをいかに表現するかなのだろう。本書は2013年の発行だが、96年以来ノーベル文学賞の下馬評に上がっているとある。そうだったのか。2016/10/17

抹茶モナカ

22
ボブ・ディランの活動の歴史をまとめた新書。自分で自分を変革し続けて来たアーティストだとわかる。ノーベル文学賞受賞者に関する本というより、アーティストとしてのボブ・ディランを捉えた入門書的な本。音楽活動について、主に書かれていて、ボブ・ディランを聴き始めるには、わかりやすい本で嬉しい。2016/12/07

hideo

22
東京に行く新幹線の中での読書。デビュー前の話を読むとフォークからの変節もわかるような気がする。 「激しい雨」までのディランには、時代を語る普遍性があったように思う。ポップスは時代に沿って、音を厚くし、音域を広げ、リズムも複雑になってゆくが、新しいものは1~2年で古いサウンドとなってゆく。しかし、好き嫌いはあろうが1966年にディランが「How dose it feel?」と奏でる音楽はNHKの冒頭歌としても充分時代をとらえている。2015/02/05

林 一歩

18
みうらじゅんと比べると、湯浅氏はディランを客観的に捉えているので、著者が語るディラン評は安心して読むことができる。2014/03/21

Satoshi

12
ノーベル文学賞まで受賞したボブ・ディラン。ロック界への影響力は言うまでもない。無骨な歌詞は詩的で難解。本書を読めば、彼のセルフプロデュース能力の高さを感じた。2022/11/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7401557
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。