物理学最前線〈26〉

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784320032705
  • NDC分類 420
  • Cコード C3342

内容説明

走査型トンネル顕微鏡におけるトンネル現象の機構を、現象論的な取り扱いから第1原理的計算によるシミューレションの結果まで、広範囲にわたって紹介する(「トンネル顕微鏡の物性」)。現在の素粒子の標準模型のもつ問題点を解決できる最有力候補である超対称性理論および、この理論の予言する超対称粒子の実験的探求の現状を平易に解説する。(「超対称性理論」)。相とは、相関とは、そして秩序とは何か、それぞれの原点を3角格子上のフラストレーション現象の中に探って、相転移論一般の新しい展開と構築の方向を示唆する。(「3角格子上の物理」)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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超対称性は繰り込みを行ったあとでも正しいのか。言い換えると、超対称性は量子論で破れないのか。一般に繰り込みとはパラメータに発散を埋め込むものなので、パラメータの間にあった関係は、繰り込み後に残っているという保証はない。だからこの疑問は正当だ。(原、p100)2014/08/19

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