内容説明
小学校にあがる血液型検査で、出生時の取り違えがわかった二人の少女。他人としか思えない実の親との対面、そして交換。「お家に帰りたいよう。」子供たちの悲痛な叫び―。沖縄で実際に起こった赤ちゃんの取り違え事件。発覚時から、二人の少女が成人するまで、密着した著者が描く、家族の絆、感動の物語。
目次
第1章 他人の子
第2章 血と情のはざま
第3章 それぞれの選択
第4章 裁かれた絆
第5章 裸足の出会い
第6章 食卓のない家族
第7章 それから
第8章 不信
第9章 壮大な実験工房
第10章 未完の結論
新章 若夏
著者等紹介
奥野修司[オクノシュウジ]
1948年大阪府生まれ。ノンフィクション作家。立命館大学経済学部卒。1978年から南米で日系移民調査。帰国後女性誌などで、フリー・ジャーナリストとして活動
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