内容説明
古びた旅館の謎のうなり声の正体は?モンゴルの草原で牛に隠れてしたことは?オペラ、焼肉、イイ男…仕事に遊びに全力投球するマリコの、いよいよ絶好調な日々。特別寄稿篇として「『不機嫌な果実』麻也子は淫乱か」「恐るべし、松田聖子」の2篇を収録。「週刊文春」の好評連載「今夜も思い出し笑い」シリーズ第13弾。
目次
「今夜も思い出し笑い」篇(パズル;住宅事情;はるばると函館;オヤジと温泉 ほか)
特別寄稿篇(『不機嫌な果実』の麻也子は淫乱か;恐るべし、松田聖子)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954(昭和29)年、山梨に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞
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感想・レビュー
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だい
7
まず表紙でクスッ、笑える話から自慢話まで、みっともなく自分をさらし、飾り気のない人だなあと思う。真面目な話もオチが楽しみでどんどん読む。共感部分も多く、どこにでもいるオバサンみたいだけど偉大な作家。2019/07/22
きたむらさんえ
3
郷ひろみさんについてのエッセイが面白かったです。『愛される理由』読んでみようと思います。2015/09/19
りえりん
2
正直でいいなぁ2013/10/22
さくらんぼ(桜さんと呼んでね)
1
エッセイ2007/01/01
Deer Book
0
週刊文春エッセイ集第13弾。1995年。2019/04/24