文春文庫
村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 695p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167190040
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

援助交際、分子生物学、戦争、キューバ、心理経済学、近代化の終焉、夢、エクソダス…。あらゆる視点から現代をあぶりだす刺戟的な対談集。対談相手には、中上健次、柄谷行人、坂本龍一、浅田彰、河合隼雄、蓮実重彦、庵野秀明、奥村康、渡部直己、妙木浩之、黒沼克史、小山鉄郎、田口ランディ、小熊英二の各氏が登場。

目次

中上健次―存在の耐えがたきサルサ
柄谷行人―キューバ・エイズ・六〇年代・映画・文芸雑誌
小山鉄郎―『五分後の世界』をめぐって 日本は“本土決戦”をすべきだった
浅田彰―映画とモダニズム
奥村康―ウイルスと文学
渡部直己―描写こそ国家的捕獲性から自由たりうる
柄谷行人―国家・家族・身体
坂本龍一―ヴァーチャルな恋愛と鎖国化のシステム
蓮実重彦―残酷な視線を獲得するために
黒沼克史―女子高生と文学の危機 なぜ「援助交際」を小説にしたか
庵野秀明―何処にも行けない
河合隼雄―心の闇と戦争の夢
妙木浩之―日本崩壊
田口ランディ―引きこもりと狂気
小熊英二―「日本」からのエクソダス

著者等紹介

村上龍[ムラカミリュウ]
昭和27(1952)年、長崎県佐世保市生れ。武蔵野美術大学中退。大学在学中の76年に『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、芥川賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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