中公新書<br> 私のベルリン巡り―権力者どもの夢の跡

中公新書
私のベルリン巡り―権力者どもの夢の跡

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  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121011275
  • NDC分類 234
  • Cコード C1227

内容説明

1989年11月、冷戦の象徴であったベルリンの壁が破れた。ポツダム会談が決定づけた、世界の戦後体制が崩れたのである。本書は、この現代史最大の事件を生んだ都市ベルリンに長く滞在する著者が、各地を逍遙しながら、フリードリヒ大王からヒットラー、ホーネカーに至る権力者たちの夢を想い、この都市が目撃した悲劇と高揚に満ちた数々の歴史的情景を綴り、今日の激変する姿を伝える、歴史と空間へのベルリン案内である。

目次

エルベ以東
ポツダムの影
国境の町ベルリン・シュパンダウ
ビスマルクの道、クーダム
権力者どもの夢の跡
ベルリンの検問所
1989年11月―ベルリンの壁が破れたとき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たこ焼き

2
ベルリン旅行の時おすすめ。このような深みのある類似本なし。2018/12/29

ひかぴっぴ

1
ベルリンの壁が崩壊する前後のことが書かれていた。自分が勉強していないせいで、都市の位置や風景が浮かんでこないので読み直したい。2017/10/03

蘭奢待

0
オーストリアハンガリー帝国の皇帝であるルートヴィヒ2世。ドイツのバイエルン地方を抑える。一方、プロイセン地方を治めるビスマルク。ビスマルクはルートヴィヒ2世を説得し、半ば騙し、ドイツを統一。ドイツ帝国を立ち上げた。ドイツ皇帝はプロイセン王である。 時は移り、第二次世界大戦。米国大統領の急死により副大統領のトルーマンが、性能実証のため日本への原爆投下を嬉々として指示し、かつ、ソビエトの参戦を促したという。本当だったらとんでもない大統領である。2017/01/29

蘭奢待

0
ルートヴィヒ2世。オーストリアハンガリー帝国の皇帝であるとともに、ドイツのバイエルン地方を抑えており、その首都はミュンヘン。一方、ドイツプロイセン地方の首都はベルリン、皇帝ビスマルク。ビスマルクはルートヴィヒ2世を説得し、半ば騙し、ドイツを統一。ドイツ帝国を立ち上げた。ドイツ皇帝はプロイセン王である。 時は移り、第二次世界大戦。前大統領の急死により成り上がった副大統領のトルーマンが、日本への原爆投下を嬉々として指示し、かつ、ソビエトの参戦を促したという。ナチスの建築家アルベルト・シュペーア「シュパンダウ日2016/07/12

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