内容説明
「天才アラーキー」はいかにして生まれたか。破天荒な修業時代、超絶的写真論を語りつくす。
目次
1 少年のぶちん
2 アラキの思春期
3 電通修業時代
4 アラキ大爆発!
5 「天才アラーキー」誕生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
9
自分のことを「天才」と云う男なんて、それだけで怪しい。でも、この人の写真を何冊か見た上で、この本を読んでみると、「天才」という言葉を使うこと自体がけっこう戦略的だったことに気づく。その上で、この人は、たぶん「天才」に近いかもと思う。加えて、自分がしたいことに対して謙虚でもあり、執念深くもある。それはさておき、この本は、荒木さんの出自から写真作法、写真を撮り始めたときからの略歴などをきちんと語っている。この本は、飯沢耕太郎がインタビューしたものをまとめたものだけど、飯沢さんには功労賞を進呈。2016/06/24
Yuka Muta
2
「知性じゃなくて痴性」、思想より「指想」のアナーキスト。何より陽子さんを心からリスペクトしているところがこの天才のカッコよさ。2011/11/17
Anaje
1
少年・青年の頃は「篠山記信」ご用達 おっさんになると、アラ~キ~だぜ(笑) 2012/05/06
sansirou
1
アラーキーの写真は見たことあったけど、彼のっこと場を聞いたことはなかった。これは、なかなかおもしろい。やっぱり、天才なんだなぁ。2014/01/12
ラマ
1
とっても個性的なアラーキー、育った環境か、はたまた持って生まれたものか。陽子さんとの出会いもまたアラーキーを天才に。 アナーキーアラーキーとってもクール!2012/01/25