出版社内容情報
「がん」は予防できる.近年,細胞の「がん化」や増殖の仕組みが明らかになり,「がん」になっても病状の悪化を防ぐ治療法が進展した.身近な生活習慣・食生活から遺伝・体質に至るまで,研究・臨床の最新知見を平易に解説する.
内容説明
「がん」は予防できるようになってきた。「がん」患者はいまだに増え続けているが、近年の研究によって、細胞の「がん化」や増殖の仕組みが明らかになり、同時に「がん」になっても病状の悪化を防ぐ治療が進展した。身近な生活習慣や食生活から遺伝・体質に至るまで、「がん」の予防をめぐる研究、臨床の最前線の知見をわかりやすく説く。
目次
1 がんとは?
2 がん予防の基本
3 がんにならないための食生活
4 がんにならないための生活習慣―食生活以外のこと
5 増えるがんと減るがん
6 がんの遺伝素因など―予防効果を左右する
7 がんにならないための自己責任
8 加齢とがん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺんちゃん
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がん予防の入門書。ただ、これをするといい、これをすると悪いと書いているだけでなく、根拠が書いてあるので理解しやすい。特に、βカロテンはがんの予防になるという話があったのにもかかわらず、実験では逆に癌促進という結果が出てしまったという話は参考になるだろう。癌予防はあるものだけを食べればよいとか、ある習慣だけ続けるだとか、1つのことをするだけでは成功しない。よいと言われることを何種類か行うことで、初めて効果が出るのである。2016/02/05
丰
0
Y-212000/05/23
悸村成一
0
図書館本。512019/03/24