岩波新書<br> ドルと円―世界経済の新しい構造

岩波新書
ドルと円―世界経済の新しい構造

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 17X11cm
  • 商品コード 9784004300373
  • NDC分類 338.9

出版社内容情報

G5プラザ合意(85年9月)から株価大暴落(87年10月)に至る激しい円高・ドル安はなぜ起きたか.世界経済はいま,どんな変貌をとげつつあるのか.日本とアメリカの資金の構造と移動を綿密に分析する中から為替レートの変動要因を解きほぐし,レーガノミックスと臨調路線の意味を明らかにした上で,両国の経済と国際通貨体制の将来を展望する.

内容説明

外国為替市場などにおける巨額な資金の流れは、いまやモノの貿易に代わって世界経済を動かす力となりつつある。この新しい構造の下で、為替レート変動のメカニズムはどうなっているのか。G5プラザ合意(85年9月)から株価大暴落(87年10月)に至る激しい円高現象を綿密に分析し、日米両国の経済と国際通貨体制のゆくえを展望する。

目次

プロローグ いまなぜドル・円問題なのか
1 「暗黒の月曜日」前後
2 ドルと円の軌跡
3 ドル安・円高の構造(日米資金構造の分析;レーガノミックスと臨調路線;為替レートの変動要因)
4 経済的覇権の盛衰と多国籍企業
エピローグ 新しい世界貨幣の準備をはじめよう

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