内容説明
場の量子論の入門的教科書の邦訳。第2巻では、まずゲージ理論と、場の理論におけるGreen関数・生成汎関数の一般論を提示し、径路積分形式を導入して強い相互作用(量子色力学)を論じる。後半では弱い相互作用の現象論から、理論のゲージ化、自発的な対称性の破れの概念の導入を経て、電弱標準理論に到達する。
目次
第11章 ゲージ理論
第12章 場の理論の方法
第13章 径路積分
第14章 量子色力学
第15章 漸近的自由性
第16章 弱い相互作用
第17章 弱い相互作用のゲージ理論
第18章 自発的な対称性の破れ
第19章 電弱標準理論
著者等紹介
樺沢宇紀[カバサワウキ]
1990年大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻前期課程修了、(株)日立製作所中央研究所研究員。1996年(株)日立製作所電子デバイス製造システム推進本部技師。1999年(株)日立製作所計測器グループ技師。2001年(株)日立ハイテクノロジーズ技師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。