出版社内容情報
第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。池上彰氏との対談収録!「定説」と違うことをやってみる。その勇気が新たな道を切り開く。クラゲの研究でノーベル賞を受賞した下村脩、マリー・キュリーのもとで研究した日本人・山田延男、星新一が唯一の弟子と認めた作家であり研究者でもある江坂遊――第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。自分の仕事や人生を見つめ直すうえで、新たな視点を得られる一冊です。単行本『東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』に池上彰氏との対談を追加し、新書化したものです。
たくさんの人生を知ることは
自分自身を豊かにすること。
私はただ、限られた時間の中でロールモデルを提示しただけのことですが、もしかしたらそれがこれまでの教育では得られなかったことなのかもしれないと思いました。(中略)彼らが何に迷い、何に苦しみ、どんな人に出会い、いかに決意したかを知ることが、きれいごとばかりではない人生の実質について考えるきっかけとなったのであればうれしく思います。(本文より)
最相 葉月[サイショウハヅキ]
著・文・その他
内容説明
クラゲの研究でノーベル賞を受賞した下村脩、マリー・キュリーのもとで研究した日本人・山田延男、星新一が唯一の弟子と認めた作家であり研究者でもある江坂遊―第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。自分の仕事や人生を見つめなおすうえで、新たな視点を得られる一冊です。
目次
生物はなぜ光るのか―下村脩の研究人生
感染症に賭ける―ゲスト 山内一也
偉人伝から遠く離れて―マリー・キュリーと弟子・山田延男
原子核物理から心理の道へ―ゲスト 佐々木玲仁
遺伝子工学と知らないでいる権利―ウェクスラー家の選択
禁断の不均衡進化説―ゲスト 古澤満
実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合―ゲスト 江坂遊
空白の天気図と観測精神―広島地方気象台と猿橋勝子
二つの大震災から見えたもの―ゲスト 石田瑞穂
人はなぜ回復するのか―中井久夫と統合失調症の寛解過程論
イリュージョンと脳の可能性―ゲスト柏野牧夫
生物模倣のテクノロジー―ジャニン・ベニュスとバイオミミクリー
「一生を捧げるテーマ」との出会い方―対談 池上彰×最相葉月
著者等紹介
最相葉月[サイショウハズキ]
1963年、東京生まれ。神戸市出身。関西学院大学法学部卒。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本推理作家協会賞、日本SF大賞、星雲賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
けぴ
水色系
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