ポプラ新書<br> 理系という生き方―東工大講義生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか

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ポプラ新書
理系という生き方―東工大講義生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか

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  • サイズ 新書判/ページ数 398p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591158012
  • NDC分類 407
  • Cコード C0295

出版社内容情報

第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。池上彰氏との対談収録!「定説」と違うことをやってみる。その勇気が新たな道を切り開く。クラゲの研究でノーベル賞を受賞した下村脩、マリー・キュリーのもとで研究した日本人・山田延男、星新一が唯一の弟子と認めた作家であり研究者でもある江坂遊――第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。自分の仕事や人生を見つめ直すうえで、新たな視点を得られる一冊です。単行本『東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』に池上彰氏との対談を追加し、新書化したものです。

たくさんの人生を知ることは
自分自身を豊かにすること。

私はただ、限られた時間の中でロールモデルを提示しただけのことですが、もしかしたらそれがこれまでの教育では得られなかったことなのかもしれないと思いました。(中略)彼らが何に迷い、何に苦しみ、どんな人に出会い、いかに決意したかを知ることが、きれいごとばかりではない人生の実質について考えるきっかけとなったのであればうれしく思います。(本文より)

最相 葉月[サイショウハヅキ]
著・文・その他

内容説明

クラゲの研究でノーベル賞を受賞した下村脩、マリー・キュリーのもとで研究した日本人・山田延男、星新一が唯一の弟子と認めた作家であり研究者でもある江坂遊―第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。自分の仕事や人生を見つめなおすうえで、新たな視点を得られる一冊です。

目次

生物はなぜ光るのか―下村脩の研究人生
感染症に賭ける―ゲスト 山内一也
偉人伝から遠く離れて―マリー・キュリーと弟子・山田延男
原子核物理から心理の道へ―ゲスト 佐々木玲仁
遺伝子工学と知らないでいる権利―ウェクスラー家の選択
禁断の不均衡進化説―ゲスト 古澤満
実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合―ゲスト 江坂遊
空白の天気図と観測精神―広島地方気象台と猿橋勝子
二つの大震災から見えたもの―ゲスト 石田瑞穂
人はなぜ回復するのか―中井久夫と統合失調症の寛解過程論
イリュージョンと脳の可能性―ゲスト柏野牧夫
生物模倣のテクノロジー―ジャニン・ベニュスとバイオミミクリー
「一生を捧げるテーマ」との出会い方―対談 池上彰×最相葉月

著者等紹介

最相葉月[サイショウハズキ]
1963年、東京生まれ。神戸市出身。関西学院大学法学部卒。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本推理作家協会賞、日本SF大賞、星雲賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

50
文系の研究者のケースも知りたい。内容的に一言ではいえない分野が多いので難しいかもしれないが……。有益な読書だったことは間違いない。2018/02/21

けぴ

38
不均衡進化説:DNAが二つに分かれて複製されるとき,両方の鎖の上で起こる変異の頻度は同じではなく,リーディング鎖と比較してラギング鎖での頻度が高く,これによって多様な遺伝子を生み出されるという話が興味深かった。この説を唱えた古澤満さんの様に真っ直ぐに突き進んだ人の話もあれば、地震学者の石田瑞穂さんの様に紆余曲折した話もあり、人生の多様性を示す好著でした。2018/11/29

水色系

32
タイトルこそ『理系という生き方』であるが、多様な分野の第一人者を招いてその分野を選んだ理由や出会いについて掘り下げていく本であった。遺伝子工学と知らないでいる権利(5章)、人はなぜ回復するのか(10章、統合失調症の研究の話)が内容としても特に興味深く読んだ。最近著者が出した『中井久夫 人と仕事』読みたいな。【いわた書店一万円選書4冊目】2023/09/03

ぐうぐう

28
2015年に東京工業大学での最相葉月の講義を収録した『理系という生き方』。講義名は「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」。最相は、とりあえず東工大に入学したものの、学ぶべきテーマも目指すべき将来も決まっていない学生達に対して、最相自身が関心を覚えた、あるいは感銘を受けた学者達の生涯を紹介し、二回に一回は現役の学者を招き、研究テーマとなぜその道に進んだかの過程を訊き出す。具体的なロールモデルの提示は、東工大の学生でなくても、すこぶるおもしろく興味深い。(つづく)2018/03/27

貧家ピー

9
著者が東京工業大学での4か月間の講義「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」を書籍化。クラゲ研究でノーベル賞を受賞した下村脩氏、星新一の弟子 江坂遊氏、広島地方気象台(空白の天気図)など。生涯一つのテーマを貫いた人、途中で道を変えた人、異端といわれてきた人、すでに伝記や評伝が出ている歴史上の偉人についてはそこに書かれていない秘話を講義したとのこと。話だけではなく、本人に来てもらい話を聞けたり質疑応答できたのはうらやましい。一限でも人気だったのも頷ける。2024/01/22

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