とんぼの本
高峰秀子 旅の流儀

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  • サイズ B5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022418
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0395

出版社内容情報

「綺麗ネ。だけどそれがどうしたのサ?」高峰さん流、旅のスタイルと愛した場所を教えます。若き日に暮したパリの下宿も初公開!

「深い穴の底でじっとしていたい」では高峰さん、なぜ旅を愛したの? 初めての土地ではまずマーケットへ。そしてその土地の人と同じものを食べてみる――観光嫌いで人間観察好き。準備万端だけど荷物は必要最低限。道中、人に迷惑をかけない、甘えない。高峰さん流の旅のスタイルと、こよなく愛した場所を教えます。60年前、本当の「わたし」を求めて独り暮したパリのアパルトマンも初公開!

内容説明

「深い穴の底でじっとしていたい」。それが理想だった大女優がなぜ、これほど旅をしたのか。高峰流の旅のスタイルと、愛した場所を、そっと教えます。60年前、高峰秀子が独り暮らしたパリのアパルトマンを、初公開。

目次

パリ―孤独を見つめた街へ
ホノルル―二人三脚かたつむり紀行
ある日のハワイ―高峰秀子の旅日記より
幻のエッセイ(パリ篇;中国篇;旅のあれこれ篇)

著者等紹介

斎藤明美[サイトウアケミ]
作家。1956年高知県生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て「週刊文春」の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞を受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

26
風光明媚や遺跡には目もくれず、旅の目的は"人との一期一会"とおっしゃる高峰さん。親戚一同を好きでもない女優業で5歳から養い続け、気づけば27歳に…全てをかなぐり捨て生涯でたった一度だけ行かねばならない旅に出た。養女である明美さんの編集したこのシリーズは『暮らしの流儀』に続き二冊目の読了。写真一枚一枚に高峰さんが遺した言葉の選出に、明美さんの今も変わらぬ母への深い情愛を汲む。女優・高峰秀子の流儀は、気高く潔く美しい。2013.3月刊行2013/08/09

なにょう

15
かっこいい。道中、人には迷惑かけない、甘えない。いや、他人に迷惑かけないわけないんだけど、人に迷惑をかけることは当たり前じゃないって腹を決めている。★言葉が通じない相手でも、相手を知ろうとする。通訳を通してでも自分の言葉を伝えて、心が通った時の嬉しさ。高峰さんは、人を知るために旅をした。2024/01/27

バーベナ

2
人との出会いが旅の全てという高峰さん。自分にとって大切なこと、優先順位が明確で、きっぱりしているところがいいなぁ。旅の持ち物なんかについてももっと知りたいな。斎藤さん、今後もお願いします。2014/05/07

Go Extreme

1
旅の流儀:備えあれば・旅支度は周到に 宿に余計なものはいらない その土地、そこに暮らす人々に敬意を払う どこへ行っても人間を見るのが好き 設計?名所?それがどうした 自分のことは自分でする いつ・どこにいても最奥の同じを保ち続けた人 パリ―孤独を見つめた街へ:鋭い感性・行動力の一方でものぐさで鈍感 極めて求めない人 善意に囲まれてバカになる人間・新たな緊張感を取り戻す人間 どこへ行く・何を見る<誰が旅をするか ホノルル―二人三脚かたつむり紀行 ある日のハワイ 幻のエッセイ:パリ篇・中国篇・旅のあれこれ篇2024/02/08

takao

1
スターに嫌気がさし、半年間パリで一人暮らし。2017/01/28

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