とんぼの本<br> 運慶―リアルを超えた天才仏師

個数:

とんぼの本
運慶―リアルを超えた天才仏師

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月20日 08時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 124p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022333
  • NDC分類 712.1
  • Cコード C0315

出版社内容情報

仏像の名品は数あれど「天才」と呼ばれる仏師は運慶のみ。東大寺仁王像ほか、残した仏像約30体を鑑賞しつつ知られざる実像に迫る。

みうらじゅん「カッコよくて、グッとくる。それが運慶。」日本の仏像史上、ただひとり「天才」と呼ばれる仏師・運慶。東大寺の仁王像・重源像、興福寺の無著・世親像……神わざのノミさばきが生みだした物言わぬ彫像たちの、何と雄弁なことか。平安から鎌倉という歴史の曲がり角に生き、新時代の美をもたらした軌跡をたどる。現存する全31体の詳細解説&新発見!?の運慶仏も紹介。

内容説明

日本の仏像史上、ただひとり「天才」と呼ばれる仏師の全貌。

目次

第1章 始まりは弱小工房
第2章 運慶、東国へ
第3章 運慶と快慶の違い
第4章 慶派のさらなる飛躍

著者等紹介

山本勉[ヤマモトツトム]
美術史家。清泉女子大学文学部文化史学科教授。日本彫刻史専攻。1953年神奈川県生れ。東京藝術大学大学院博士後期課程中退。24年間にわたる東京国立博物館勤務を経て、2005年より現職。東京国立博物館名誉館員。文化審議会文化財分科会第一専門調査会委員

みうらじゅん[ミウラジュン]
イラストレーターなど。1958年京都府生れ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。1997年「マイブーム」で新語・流行語大賞、2004年日本映画批評家大賞功労賞を受賞

ヤノベケンジ[ヤノベケンジ]
現代美術作家。京都造形芸術大学教授。1965年大阪府生れ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1990年代初頭より「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに、実機能をもつ機械彫刻作品を制作。21世紀に入ると「リヴァイヴァル」にテーマを移し、国内外で既成のアートの枠組を超えた活動を展開している

橋本麻里[ハシモトマリ]
ライター。編集者。明治学院大学非常勤講師(日本美術史)。『芸術新潮』『BRUTUS』等の雑誌記事のほか、高校美術教科書の編集・執筆も手がける。1972年神奈川県生れ。国際基督教大学教養学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

38
2012年刊。運慶が目指したのは単にリアリズムではなく、実在を納得させるリアリティだと言う。源頼朝の時代にこれだけの作家性を持ちえた事、その個性の理解者を得られた事は奇跡とも思える。旧様式を超えるアイデアを古い仏像に求めつつ、焼き直しになっていない。リアルなのに奔放な肉体表現は、飽くなき探究心によると思われる。表紙の金剛力士はその典型。運慶は更に、底知れぬ意志力を放つ人物像(重源、無着菩薩、世親菩薩)に到達した。人間に深く絶望しながら、人間の限界を超えようとする姿を見てしまうのは贔屓が過ぎるだろうか。2024/03/17

Norico

21
「仏像のひみつ」を読んで山本先生の他の本も気になり、図書館で借りてみました。やっぱり運慶って特別なんだよなぁと実感。そして意外と自分が運慶仏を見ていたことが分かった。八大童子を見に行きたい。2020/09/20

たくのみ

13
「運慶はカッコいい、快慶はうまい」 並列的に並べられた鎌倉時代の名工の傑作達。 とにかく迫力が伝わるのだ。 動き出しそうな表情、流れるようなフォルム。 実物を間近で見られたらいいのになぁ。2014/04/07

またたび

11
運慶と言われてぱっと思い浮かぶのは金剛力士立像くらいの私でしたが、確かに運慶の作品は怖いのに惹きつけられる、独特の表情に目をそらせない感じがする。ヤベノケンジさん、みうらじゅんさんのコラムが面白かった。かっこいいの運慶って分かりやすい!八大童子立像が好きです。2014/10/08

雨巫女。@新潮部

11
《私‐図書館》運慶のことが、よくわかる本。時代背景や、ライバル快慶とのことが、よくわかる。いろんなジャンルの人から、見た運慶論が、よかった。2012/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5180691
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品