出版社内容情報
ロンドン五輪で沸く英国の抱える不思議と謎
イギリスは、昔も今も伝統を守りながらも、どんどん新奇なものを受け入れる国だ。たとえば、紳士を尊重する一方でフーリガンが存在するなど、である。多くの人を惹きつけるイギリスの謎を解き明かす!
内容説明
一般にイギリスは礼儀としきたりを重んじる保守的な国と思われている。しかし、実際のイギリスは昔も今も伝統を守りながら、どんどん新奇なものを受け入れる国である。紳士を尊重する一方でフーリガンが存在したり、ミニスカート発祥の地であったり、茶樹がないのにアフタヌーン・ティーの習慣が根づくなど、さまざまな不思議を抱えているのだ。本書では、多くの人を惹きつけるイギリスという国の謎を解き明かす。
目次
第1章 歴史に名を残す最初の紳士は強盗殺人犯?
第2章 エディンバラがイギリスの地図にない!
第3章 茶の木がないのに紅茶の国?
第4章 パブリック・スクールはだれのため?
第5章 やがて恐ろしきナーサリー・ライム
第6章 カクテルに名を残す女王はだれ?
第7章 イギリス方言の多様性
第8章 フーリガンは「二つの国民」の生き証人か?
著者等紹介
金谷展雄[カナタニノブオ]
1940年大阪府生まれ。津田塾大学名誉教授。1959年、東京大学入学。教養学科にてイギリスの文化と社会を専攻。東京大学大学院修士課程修了後、津田塾大学教授などを経る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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