朝日文庫
イチローに糸井重里が聞く (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022619747
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

一本ヒットを打つと飛びあがるほどうれしい…。そんなそぶりを見せないイチローが本音を語る。細いバット、神経が通るグラブを使った理由。「お金とは?」の質問に答えた少年時代のコンプレックス。その他、「五十一個のイチロー哲学」「糸井重里からイチローへの手紙」など。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akio

33
イチローロスが収まらず、手にとった本書。15年近く前の彼の言葉。らしいなぁ、ブレないなぁ、と噛み締める思いで読みました。言葉は口に出してしまうと事実と変わってしまったり、受け取った相手でまた変わったりと変化せざるを得ないものだと考えていました。でも彼は自分の言葉によって出来る限り自分の真実から離れていかないよう、一言一言を大事に発しているので、その厳しすぎるくらいの真摯さにもっとあなたのことを教えて欲しいと願ってしまいます。糸井さんとの会話のキャッチボールも宝物のような一冊です。2019/05/13

ツバメマン★こち亀読破中

19
2004年にBSで放送された糸井重里がイチローにインタビューする番組を書籍化したもの。イチローは単に天賦の才能で野球をプレーしているという意味では天才ではなく、影での努力をしているのだけどそれは、苦しいけどやる、という類のものではなくて、大好きな野球をやっていうえで当然やることなのですね。そういう意味でイチローは「野球を好きになる」天才なのだと思いました。引退した現在、イチローは何を考えているのか?糸井さんにインタビューして欲しいなぁ。2021/05/14

マッちゃま

16
周りの球友に言わせると僕はイチローに対して低評価らしい。僕が尊敬する野球選手は①巨人で活躍した選手、②巨人を相手に活躍した選手。①は巨人ファンだから当然として、②は悔しいが選手として素直に凄いと思うから。個人的にイチロー選手に②を感じた事は無く、そうなれば…なのである。そうじゃないだろうと言い張る友の声の中身を知るべく本書を読了(笑)読み終えてもコレだけじゃイチロー選手の素晴らしさは伝わらなかったけど、それでもこの対談中のイチロー選手の一部は垣間見た気がします。イチローファンは是非とも読んでほしいです。2019/09/24

あい

15
糸井さんとイチローさんの対談本。イチローさんの哲学が51個書かれている。一番印象に残った箇所は、「初心を忘れるな」の捉え方。最初の時の自分を思い出すのは、成長した今の自分で、あくまで起点は現在、という考え方には、なるほどなぁと思いました。バットもグラブも持っていない状態で、言葉だけでわたしのこころも打ち抜かれました。2020/03/30

小木ハム

14
引退会見を聴いて、もっとイチローの言葉が読みたいと思い購入。30歳の頃の対談内容ですが、お二人とも言葉選びが機知に富んでいてそれだけで頭の良さというか抽象化能力の高さを感じ取れる。更に言えばイチローは地球上の人類の中でもトップレベルの自制心を備えた人だと思う。自分との対話、身体との対話。周囲の評価を気にしすぎて自分を見失ってはいけない事を強く仰られています。淡々とした表情の裏側で、実はヒット一本で涙が出るほど嬉しがっている。それを表に出していないってだけで胸熱。2020/04/28

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