磁気と生物―分子レベルからのアプローチ (改訂第2版)

磁気と生物―分子レベルからのアプローチ (改訂第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784762215612
  • NDC分類 464
  • Cコード C3043

内容説明

磁石は生活の中でごく普通に使われているが、生物に対してどのような作用をするのであろうか。ある種の微生物や細胞は磁気に反応し、虫、鳥、魚などの生物は地磁気を利用して行動している。人の健康への影響やその対策について、さらには積極的な利用の道を探るため、この磁気のなぞを分子レベルで理解しようとする。

目次

1 磁気の基礎(磁場と磁気エネルギー;Zeeman効果、スピン‐スピン相互作用;磁気流体力学、交番磁場、パルス磁場)
2 磁場配向(カエル視細胞外節;好塩菌紫膜;クロレラ、クロロプラスト;鎌状赤血球など)
3 磁場と化学反応(酵素活性;クロロフィルの光励起;フィブリンのゲル化)
4 地磁気と生物(磁気に応答する微生物;磁気に応答する動物;磁性感覚;神経と磁場)
5 人工磁場と生物(微生物;腫瘍細胞;動植物;磁気生理)
6 磁気の利用と安全性(NMRと臨床検査;磁場に対する指針)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

phmchb

4
大学の図書館の本日返却された本のところで本書を発見。生物化学の目で見た磁場の生物へ影響に関するもの。ただ、出版年が1988年なので情報が地味に古いのが玉に瑕(;´・ω・)2019/04/25

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