大系日本の歴史 〈2〉 古墳の時代 和田萃

大系日本の歴史 〈2〉 古墳の時代 和田萃

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784096220023
  • NDC分類 210.1

出版社内容情報

古代王朝の神々と祭り4世紀?7世紀半ば

4世紀から6世紀にかけて各地につぎつぎに築造された巨大古墳。それは何のために、どのようにしてつくられたのだろうか?また記紀にみえる反乱伝承や王朝交替は真実なのか?当時の日本の状況と大陸との関係は?古代人の死生観や生活の実態は?稲荷山鉄剣銘文をはじめとして、脇本遺跡や上之宮遺跡など近年続々と明らかになる新発見・新史料を駆使して、古墳の時代の謎を解剖する。

内容説明

大和に突如出現した大古墳・箸墓古墳の主は?倭の五王、聖徳太子の実像は…。稲荷山古墳出土の鉄剣銘文は、どのような意味をもつか、古墳や記紀の分析を通じて、国家形成期の日本の姿をさぐる。

目次

古代史への招待
巨大古墳の出現
ヤマトの王墓
大和・河内連合王権
河内の2大古墳群(古市古墳群と土師氏;モズ古墳群と大山古墳)
ワカタケルとその時代(斯鬼宮と泊瀬朝倉宮;画期としての雄略朝)
存在しなかった河内王朝(大伴氏と忍阪遺跡;物部氏と石上神宮;曽我遺跡と雄略陵)
王権の動揺(吉備氏の反乱;瀬戸内航路と出雲街道)
継体新王朝の成立(平群氏と大伴氏;息長氏の勢力)
国家意識の形成(磐井の乱;継体・欽明朝内乱)
飛鳥の春秋(女帝の登場;聖徳太子の登場)
大発見の陰に

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