感想・レビュー
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水無月十六(ニール・フィレル)
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老子の解説本。訳文解説から老子の人、書、研究など多角的に解説している。読みやすい文なので、原文と訳文を一通り読んでから読むと良いかと。2015/06/22
不動 明
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柔弱謙下をその思想のモットーというかベースにしているのが老子であり、その元となる法則をあえて名付けるならば〔道タオ〕とでもなるか、と。しかし現代社会に置き換えたら引きこもりのオッサン扱いにされ資本主義社会から落ちた哀れな奴と思われそうだが実際は思想なのだ。しかし楠山氏の老子で今まで思想としてしか読んでこなかった自分の老子観が研究的側面から分析されていて思想よりも更に感動した。〔やっぱラジニーシじゃだめだよな~〕2009/12/28