講談社学術文庫<br> ギリシア人の数学

講談社学術文庫
ギリシア人の数学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061589421
  • NDC分類 410.2
  • Cコード C0141

内容説明

ギリシア数学の現代数学への最大の遺産は「証明の発見」である。厳密な論理的演繹によって命題を証明するという公理的論証数学の形成が、なぜギリシア人の間で可能となったか。著者は、古代オリエント数学からタレス、ピュタゴラスを経て、ユークリッドに至る数学の系譜を通観し、この問題を解く核心としてギリシアのポリス社会のもつ対話や、法における平等の構造こそが重要な意味を持つと説く。

目次

序説 ギリシア数学史の今日的問題
第1章 古代オリエントの数学
第2章 オリエント数学からギリシア数学へ
第3章 ギリシアの数学
結語 ギリシアにおいてなぜ公理的論証数学は可能になったか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

13
人間は賢い。進化の最前線。現代人が最高到達点。んなわけない!紀元前の数学を理解できる人は、現代人全体の何パーセントぐらいだろうな。もちろん私も全部は解けない。いつの時代も天才は一定の割合で現れる。口伝えの時代じゃなく、文章・ネット・情報があふれている現代人だけど、そんなに賢くないなと思った。昔の天才の方が一般現代人よりも天才!2019/12/04

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