- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
内容説明
まもなく血管の中を手術装置が自由に移動して患部へ行き、直接、投薬したり、切除しなりする夢のような機械が出現します。まさに「ミクロの決死圏」や「インナーワールド」の世界の機械版です。このマイクロマシンは、寸法にして1ミリから10万分の1ミリくらいまでの機械で、その動作原理は少なくとも生物から学び、その加工技術はすでに存在しています。発想を変えてください、まったく新しい機械の世界へ招待します。そこは、最後に残された機械産業のフロンティアでもあります。血管や臓器の中を自由に動く機械の世界。
目次
第1章 マイクロマシンはどこに使われているか
第2章 21世紀、医療はこうなる
第3章 マイクロマシンとナノマシンの世界
第4章 生物から習う機械のつくり方
第5章 マイクロマシンをささえる超微細加工技術
第6章 現在つくられているマイクロマシン
第7章 さらに微小なナノの世界へ
第8章 マイクロマシンのインターフェイス
第9章 内なる未知の世界へ