出版社内容情報
「右眼でファインダーを,左眼でそこには映らない世界を」.戦乱のエル・サルバドルでは一人の少女を一○年間撮り続け,またマスードらアフガンの戦士と二五○日間生活を共にするなど,世界を駆け巡るなかで,彼の「眼」はどう変化していったか.国内外で同時代の鼓動を撮り続ける気鋭のカメラマンが,報道写真のあり方を熱っぽく語る.
内容説明
「右眼でファインダーを、左眼でそこには映らない世界を」。戦乱のエル・サルバドルでは一人の少女を10年間撮り続け、またアフガンの戦士と250日間生活を共にするなど、世界を駆け巡るなかで、彼の「眼」はどう変化していったか。国内外で同時代の鼓動を撮り続ける気鋭のカメラマンが、情報過多社会における報道写真のあり方を熱っぽく語る。
目次
1 戦場から人間へ―エル・サルバドル
2 一人ひとりの人間をみつめて―アフガニスタン・イスラム戦士との250日
3 歴史を生きる人々―フィリピンで見えたこと
4 マニラから日本へ―フィリピン出稼ぎ労働者を追って
5 もうひとつの日本―山谷の男たち
6 私のフォト・ジャーナリズム―パレスチナで考える