出版社内容情報
狂歌・戯作・随筆等,さまざまなジャンルに,鋭い機知と大胆な諧謔の才をふるい,滑稽文学の大御所となった蜀山人・大田南畝.その珠玉の作品7篇を選び,江戸庶民に広く敬愛された近世第一等の風流才子の面目に迫る.
内容説明
広い学識と和漢雅俗の文才を兼備した「東都の大賢師」大田南畝。その奇才は、漢詩文・狂歌・戯作・随筆等、多彩な方面に縦横無尽に発揮され、江戸戯作壇の領袖と呼ぶにふさわしい。表題作の他に『通詩選笑知』『壬戌紀行』『奴凧』『南畝集(抄)』の全七篇を収録、天性のユーモアと新鮮なパロディが光る洗練洒脱な文海の全貌を窺う。
目次
寝惚先生文集
通詩選笑知
狂歌才蔵集
四方のあか
壬戌紀行
奴凧
南畝集 抄