出版社内容情報
天保8年以降,徳川幕府崩壊にいたる全法令を,幕府編纂御触書の体裁を踏襲しつつ初めて集成した江戸時代研究の根本史料.約6000の法令が社会・経済・風俗の諸相を映し出すとともに,幕藩体制が瓦解してゆく一大画期を克明に跡づける.
内容説明
天保8年以降、徳川幕府崩壊にいたる全法令を、幕府編纂御触書の体裁を踏襲しつつ初めて集成した、江戸時代研究の根本史料。社会・経済・風俗の諸相をあますところなく映し出すことはもとより、幕藩体制が瓦解し、わが国が近代化への大きな一歩を踏み出すまでの一大画期を、幕府から発せられた6千の法令によって史料的に跡づけることができる。既存の御触書に加えて、江戸期全法令の欠が補われることの意義は小さくない。
目次
武家諸法度之部
御改革法令之部
外国条約之部
殿中席書席順之部
禁裏御吉凶等之部
禁裏向并勅使之部
改元之部
上洛并上使之部
将軍 宣下御祝儀之部
御呼称之部
献上物之部〔ほか〕