出版社内容情報
コンピュータはデータを蓄える記憶の部分と,計算など操作をする論理の部分からできているが,その2つは密接に結びついている.このコンピュータ内部の論理と記憶のしくみを,歴史的由来をまじえてやさしく概観する.
内容説明
知的活動の補助手段として、人間はさまざまな機械を工夫してきた。そしてコンピュータの登場によって、人間の活動は大幅に拡大した。コンピュータの中をのぞくと、データを蓄える記憶の部分と、計算などの操作をする論理の部分からできている。そして今ではこの二つの部分が密接に結びつき、補い合い、区別できないほどに融け合っている。こうしたコンピュータ内部の論理と記憶のしくみをやさしく解説し,歴史的由来や、さまざまな記憶方式のさまざまな使われ方を概観する。
目次
1 はじめに―人と機械の論理と記憶
2 論理機械
3 LSI―論理と記憶の万能選手
4 シーズからニーズへ
5 磁気と光の記憶
6 記憶のはたらき
7 論理と記憶
8 おわりに―再び人と機械の論理と記憶