岩波ブックレット<br> 学校と日の丸・君が代

岩波ブックレット
学校と日の丸・君が代

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000031110
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C0337

出版社内容情報

学校行事の主人公は,子どもたち自身だ.日の丸・君が代の掲揚・斉唱を教職員や父母が反対し,校長は悩む.日の丸・君が代の歴史を,史実をもとにふり返り,アジア諸国の受けとめ方,ドイツ・イタリアとも比較.

内容説明

学校行事の主人公は、子どもたち自身だ。89年3月、小・中・高校の学習指導要領が、日の丸・君が代の掲揚・斉唱を「望ましい」から「指導する」に改訂された。何人もの教職員や父母が反対し、校長は悩む。日の丸・君が代の百年の歴史を、もういちど史実をもとにふり返り、近隣アジア諸国の受けとめ方、ドイツ・イタリアとも比較する。

目次

子どもが主人公の卒業式を
歴史のなかの日の丸・君が代
子どもと日の丸・君が代
思想・良心の自由の尊重を

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

60
2016年940冊め。日の丸・君が代について考えるにはその歴史を振り返る必要がある。そして現にある国旗・国家に対しては何がなんでも経緯をあらわさなければいけないのかと外国にも目を向けてみることも大切である。国旗や国歌を尊重することを強制するようでは、思想・良心の自由の危機であると思うのだが。なお、日本国憲法19条、国連子どもの権利条約第14条によると国旗掲揚・国歌斉唱の強制は本来できないのである。2016/10/31

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