岩波ブックレット<br> 皇民化政策から指紋押捺まで―在日朝鮮人の「昭和史」

岩波ブックレット
皇民化政策から指紋押捺まで―在日朝鮮人の「昭和史」

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  • サイズ A5判/ページ数 70p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030687
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0321

出版社内容情報

「天皇の赤子」とされ,姓名と母国語を奪われ,戦争に動員された朝鮮民族.今も,70万もの人びとが,差別を受けながら日本で生活する…….在日朝鮮人の筆者が,祖国への思いをこめて綴る,自らの「昭和史」.

内容説明

「天皇の赤子」とされ、姓名と母国語を奪われ、戦争に動員された朝鮮民族。今も、70万もの人々が、差別を受けながら日本で生活する…。在日朝鮮人の筆者が、祖国への思いをこめて綴る、自らの「昭和史」。

目次

在日朝鮮人とは何か―その歴史的背景
癒されぬ傷痕―太平洋戦争と朝鮮人
「皇民化政策」―民族抹殺政策
民族分断の時代へ―1945年以後
「皇民化」は終わらない―現在の在日朝鮮人
おわりに―民族統一から真の解放へ

感想・レビュー

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扉のこちら側

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2016年849冊め。国を踏みにじられ名前を奪われた悲哀は計り知れない。皇民化をありがたがれという思い上がり。 発行された1989年当時は外国人登録のための指紋押捺問題があったころで、1993年に廃止されるまで日本政府の民族抹殺政策として、人間の尊厳回復をかけた抵抗が続けられたとのこと。在日外国人に対する人権問題は今後も長引きそうだ。2016/10/13

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