本書は『自然の形而上学』という表題のもとに次の5編の論文を収めた。『自然科学の形而上学的原理』(一七八六年)『風の理論』(一七五六年)『運動と静止』(一七五八年)『月の ...

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わが国では本格的研究が皆無に等しい、カント『自然科学の形而上学的原理』をテキストとし、カントの自然科学論と批判哲学との関係を論じる。同書が『純粋理性批判』の単な ...

哲学体系の土台部分=方法論を再構築する

... 自然の形而上学体系部門・・・・・・形而上学哲学【道徳の形而上学経験的自然学経験的哲学( empirische Philosophie ) ( die empirische Naturlehre )経験的心理学(人間学) ( die empirische Psychologie [ Anthropologie ]ここでは,「経験的自然学の付属 ...

... 自然哲学論集 A5 判特製貼函入・ 380 頁・ 3400 円[ 66 ]処女作『活力測定考』など 6 篇を収む.カントはまず自然科学の領域の考察から出発した。当時の独断的形而上学とニュートン自然科学の影響下にありながら,若きカントは早くも独創的思索を展開する ...