日本固有の精神世界のなかで豊かな土壌を築き上げた民間伝承。民間文芸と記載文芸をつなぐ道筋を解き明かす。

... 文学と民俗』(昭 4 岩崎美術社)岡田啓助「室町時代小説『蛤の草子』『鶴の草子』『浦島太郎』考」「帝京大学文学部紀要』 1 ・ 1 (昭 4 )大島建彦「お伽草子と童話」「お伽草子と民間文芸』(昭 4 岩崎美術社)佐々木孝二「御伽草子に見る類型と創造―『秀祜 ...

... 御伽草子絵巻』角川書店昭和五十七年五月十五日発行。( 253 )大島建彦『お伽草子と民間文芸』(岩崎美術社昭和六十年十月一日発行)。小歌は次の通りである。「こいしゆかしとやる文をせたのなかはしでおとしたあらなさけなの文のつかひや」(東博本) ...

... 御伽草子の『二十四孝』となるまで、およびその近世的変容を語る。文学史に教育学史的見地を取り込んでの研究。安間清『早物語覚え書』(昭 3 ・ 22 甲陽書房)東北地方に今も残る民間の語り物である早物語から御伽草子の側面を捉える。特に物語の構想(異類 ...

... お伽草子と民間文芸』は、まことに貧しいものではあるが、やはり民間文芸史の研究のために、「御伽草子」の成立の問題と取り組んでいる。そういうわけで、これまでの研究の成果をかえりみると、『みしま』と「鷲の捨子(「鷲の育児」)」との関係のほかに ...

... 民間説話の系譜『日本の説話』四所収昔話とお伽草子日本文学二六二日本民俗学の研究動向・口承文芸日本民俗学一〇〇口承文芸「昔話と伝説」「日本民俗学講座』所収口承文芸と記載文芸文学・語学二六(『お伽草子と民間文芸』改題所収)あげぼとけの伝承 ...

... 文学研究・二一一九八八一*御伽草子の精神史[新装版]島内景二ペりかん社一九九一・一お伽草子研究徳田和夫三弥井書店一九八八・三お伽草子と民間文芸(民俗民芸双書一二)大島建彦岩崎美術社一九六七二*丹後半島歴史紀行━浦島太郎伝説探訪瀧音能之・三舟 ...