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黒人と白人の世界史~「人種」はいかにつくられてきたか~(世界人権問題叢書 104)
オレリア・ミシェル
著
児玉 しおり
翻訳
中村 隆之
他
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
373p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784750352305 |
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商品コード |
1033734060 |
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NDC分類 |
316.8 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年12月1週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2021/11/21、日本経済新聞 2021/12/18 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033734060 |
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著者紹介
オレリア・ミシェル(著者):1975年生まれ。ブラック・アメリカを専門とする歴史家。パリ大学で准教授を務めるとともに、アフリカ・アメリカ・アジア世界社会科学研究所(CESSMA)の研究者。テレビの文化局「アルテ」で2018年に放映されたドキュメンタリー映画「奴隷制のルート(Les Routes de l'esclavage)」の脚本作成に参加。
児玉 しおり(翻訳):神戸市外国語大学英米学科、神戸大学文学部哲学科卒業。1989年に渡仏し、パリ第3大学現代仏文学修士課程修了。パリ郊外在住の翻訳家。訳書に『世界を分断する「壁」』(アレクサンドラ・ノヴォスロフ著、原書房)、『レアメタルの地政学』(ギヨーム・ピトロン著、原書房)などがある。
中村 隆之(他):早稲田大学准教授。東京外国語大学大学院博士課程修了。フランス語圏を中心とする環大西洋文学、広域アフリカ文化研究、批評と翻訳。著書に『野蛮の言説』(春陽堂書店)、『エドゥアール・グリッサン』(岩波書店)、『カリブ-世界論』(人文書院)、訳書に『ダヴィッド・ジョップ詩集』(夜光社)などがある。
内容
「ヨーロッパ人は、アフリカ人を奴隷にしたために人種主義者になった」。本書は、大西洋奴隷貿易、奴隷制、植民地主義とともに、「人種」がどのように生み出され、正当化されていったのかを歴史的に解明する。ル・モンド紙が「まるで小説のように読める」と評す、人種の歴史の新たな基本書。