ソシュールと言語学~コトバはなぜ通じるのか~(講談社現代新書)
町田 健
著
発行年月 |
2004年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
221p |
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大きさ |
18 |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/言語学史・言語学研究法 |
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ISBN |
9784061497634 |
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商品コード |
0104111121 |
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NDC分類 |
801.02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0104111121 |
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内容
現代思想の原点がここにある
コトバの本質を問う「ソシュール以後」の軌跡
ソシュールが挑んだコトバの謎
深く考えてみるまでもなく、音声と概念とはまったく性質が違うものです。音声は波ですから見たり触ったりすることはできないにしても、とにかく物理的な実体であるのに対し、概念は決して物理的な実体とは言えません。それなのに、私たち人間がコトバを使う時には、その似ても似つかない2つのものを対応させています。しかも、その対応のさせ方は、同じ言語を使う人々であればまったく同じなのです。もちろんだからこそコトバを使って意味の伝達ができるようになっているのですが、これほど性質の異なる2つの要素を、同じ言語を使う人々がどうして正しく結びつけることができるのかは、考えてみれば不思議なことです。――<本書より>